要支援とか要介護とか【前編】

介護保険とか要介護2とか4とか。言葉は知っていたが、自分の母親が介護保険 要介護認定・要支援認定申請書を出すことになるとは思いもよらなかった。まず地域包括支援センターへ連絡し、状況を話す。センターの方は大変優しい。自分自身、子の立場で何を困っているのかが分からないという状態だったが話し合いをしているうちに段々解決すべき問題が分かってきた。地域包括支援センターへ連絡を取って良かった。

遠く離れた親のごく近い将来、始まるであろう介護とか生活の援助とか。私が近くに住んでいたら助けられることも多いので「自分の足で歩けるうちにこちらへ移転してきて下さい。」と親に言った。グズグズ反論してきたときには嫁に世話になるのと実子の私に世話になるのとどちらがいいのだ?と問うとそりゃ、お嫁さんは気をつかうと言う。じゃあ倒れたら私に新幹線に乗って世話しに通え言うんか!と言うと黙っていた。嫁に見てもらうのイヤなんだろう?私が面倒みるから引っ越してきて下さいと。妹にも説得してもらい、私の近所へ両親が移って来ることに一応、なった。せっかく正社員で働けているのだ。退職して実家へ帰る選択は私にはない。

まず、80歳を超えた高齢者の今後の世話をするにあたり、私はどうしたらいいのか、何を準備したらよいのか、使える制度はあるのか、何か申請しておくと良いのか?ハテナばかり。ネットで検索する。どうやらそういった類の担当は市役所より、地域包括支援センターというところらしい、と分かり、地域包括支援センターをチョコっと調べる。サービスを受ける御老人が住んでいる住所で担当の地域包括支援センターが決まるとな。ということで私の家に近いところへ越してくる事を想定して自分の住所地担当の地域包括支援センターへ恐る恐る電話してみる。

これから両親を自分の近くに呼び寄せる予定である。今は両親二人とも誰にも助けを求めず 自分たちだけで生活している。引っ越してきてもらうにあたり、何か使える制度はあるのか、申請しておいたら良いものはあるのかが知りたい。親を今後世話するのに何をどうしていけば良いのか、何が分からないのかが自分もよく分からないのだ、と何とも漠然とした電話を入れる。電話だけで済む内容ではないので一度寄りたい旨話す。電話口の方は大変穏やかな腰の低い男性でこちらの言葉を一切遮らず話を聞いて下さる。予約を取り行ってきた。

今現在、自立した生活が出来ている状態から、今後もっと弱った時にはこういう過ごし方があると利用できる施設を図から教えて下さる。在宅ならこういうものを使える、と福祉用具の冊子を下さる。スタッフさんの話を聞くうちに、そういえば母親は座面の高い椅子からでないと立ち上がれない、地べたに座ってしまうとなかなか立ち上がれないとか、肩が痛いため風呂で自分の体を十分に洗えない。立ったままおとうさんに洗ってもらっているとか。3年前に帰省した時と打って変わって最近帰省した時の家の荒れようを訴えると「お母さんは、もしかしたら要支援認定を取れるかもしれませんね。」と言われ、今まで思いもしなかった、介護保険を使う立場へとなるのである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました