要支援とか要介護とか【後編】

自分自身の住所地の地域包括支援センターへ足を運び、これから高齢者となった親の面倒をみること云々の話をしてきた。次は親の住所地担当地域包括支援センターへ連絡をして実家での面談日程を打ち合わせ、要支援認定を受ける準備をする。

私の住所地の地域包括支援センターの方は私の話を聞くと、出来るだけ早く動く(親と地元の地域包括支援センターをつないだ)方がいいと思うと背中を押して下さり、帰宅してすぐ実家住所地の地域包括支援センターへ電話した。まず驚いたのが包括支援センターの人に「電話をして下さりありがとうございます。」と言われたことだ。自分の親の事で電話したのに、ありがとうと言われるとは思っていなかった。

私の帰省に合わせ面談の予約を取る。実家へ男女一人ずつのスタッフが来て下さった。実家にはおとうさん・母親・私がおり、こちらの地域包括支援センターの方も皆の言葉を一切遮らず辛抱強く最後まで話を聞いて下さる。出して下さいと言われた、今まで使ったことのないピンク色の介護保険証。20年ほど前に郵送されてきたもので紛失していたが、再発行出来ますのでしましょうね、と優しく言って下さった。介護保険の申請書はいつもの整形外科へ出すことになり、地域包括支援センターの方が下さった書類一式を持ってかかりつけ医のところへ出しに行くことになった。

地域包括支援センターとの初回面談では日常生活で困っていること、これからの心配事などを優しく聞き取って下さり2時間くらい時間を取って下さったかな。かかりつけ医に介護保険申請の書類を出すと、そこの病院から役所へ連絡がいくので本人や家族は1~2週間くらい待機。そしたら‘調査員‘から電話が来るので、調査員との面談日を決める。調査員との面談後、1~2ヵ月後に認定の結果が分かるとのこと。早く取り掛からないとどんどん時間が過ぎていくので、かかりつけ医に提出する書類をもらったその日の午後、母親に付き添い介護保険申請書類を提出してきた。

かかりつけ医に書類を出した一週間後に調査員から電話があった。調査員は面談には家族も同席をと言われたが自分が実家とは飛行機で移動するような離れたところに居ると言うと、面談時もう少し聞き取りたいことがあれば電話を下さるということになり、私は帰省せずに済ませた。聞き取りの電話はかかってこず、現状に見合った認定が下りるかちょっと心配だった。出来ることを出来ないと嘘を付くのはダメだ、でも上手く出来ないのに出来ます!と見栄を張るな!!とは言っておいたのだが、大丈夫だったかな…。母親に面談時の様子を聞くと、テキパキした調査員が来られ、おしゃべりの中聞き取るのではなく、調査員の質問に短く答える形で面談が進んだ様子。

結果は2週間強ほどで来たように思う。母親から「要介護2のお知らせが来た。」とラインが来たのでビックリした。そんなに状態が悪かったのか…とショックを受けた。が、今のところ杖はあるが使わずに歩いていたり、車の運転をしたり出来ている。本当に要介護2なのか?要支援と書いてないか?もう一度確認するよう書類を見るよう促すと、「要支援2と書いてあった。」とラインが来た。やっぱりな。

うちの場合は、かかりつけ医に書類を提出してから33日後に要支援認定の通知が来た

コメント

タイトルとURLをコピーしました