私が勤めている会社の取引先に不動産業の会社がある。その中でも信頼出来る代理店へ実家を今片付けているところで、両親を呼び寄せる計画があり、実家を売りたいと思っているとも話した。売るにあたり、下準備として妹はリフォーム業者さんを呼んでキレイに直したらいくらなのか概算を出してもらおうと提案してきた。実家の買い取りをしてくれるところがリフォームにいくらくらいかけて売りに出すのかなんとなく計算も出来るからと言う。確かに。
また、一括査定サイトに入力したら一番賢く家を売れるのでは?と言って両学長の動画を見て勉強した妹が一括査定サイトに実家の情報を入力する案も出してきた。中古車の査定サイトと同じ要領だ。入力後、扱いたい業者からワンサカ連絡が来る。
相談に乗ってくれた不動産業者さんは、うちの場合この一括査定サイトは使わない方が良いと教えてくれた。なぜならこの査定サイトに情報を流すと周囲の業者に情報がまわる。そうするとこの家は「晒し物件」となるそうだ。査定サイトに流して条件の良いところへさっさと売ってしまうなら良いシステムなんだろうけど、うちのように実際に売るのが先になる、後日信頼出来そうな不動産屋さんへ依頼するなら、その不動産屋さんがかなりやりづらいそうだ。周りの業者がこの物件について情報を知っているので。業者は晒し物件を扱いたがらないからネットに流すのはやめといた方がいいという事らしい。
実家の土地は条件が悪く、建築当時の建築確認通知書の内容を確認しておきたい。この確認も、市役所の都市計画課または建築指導課などに行かないといけない。素人が色々突っ込んだ質問をしてしまうより、業者が行く方が後々上手くいくケースが多いとも言われた。実家に書類が残っていれば良いのだが、おとうさんは書類を探す気力もなく、こちらが動かないといけない。または注文住宅だったので当時の設計事務所が書類関係は残しているはず。その写しがあれば万々歳だ。
相談した中の一軒の不動産屋さんが「パソコンで出してあげるよ!」と公図や地図に準ずる図面、建物に関する資料、測量図などをサクサクっと出して下さった。不動産屋さんだと売買の話があるたびに役所へ行かなくてもよいよう簡単に出せるのか・・・と驚いた。ありがたかった。
コメント